10年たっても続く被災地との繋がり

東日本大震災から、10年になります。

当時、アメリカに住んでいた私(院長)は震災の知らせにいてもたってもいられなくなり、直後に現地(宮城県東松島市)に赴き、約1か月の間、医療支援に携わらせていただきました。

今年2月13日にも余震(クリニックでは震度5弱)がありましたが、その瞬間、被災地で体験した余震(そのときは震度6強)の感覚がまざまざと蘇りました。

私にはあの震災がつい先日のように思え、あのときの光景が生々しく思い出され、とても10年もたったとは思えませんでした。
しかし、あの日あの時間あの場にいた人たちにとって、そしてその後もその場で生きてきた人たちにとっては、私など比べ物にならないくらい重みのある10年だったでしょう。
当時、私がみていた子たちがもう大人になっているのかと思うと、時の流れを感じます。

震災は多くの人の人生を変えたように、私の人生も大きく変えました。

震災当時、私はアメリカで脳の研究をしていましたが、震災で親を失った子たちを避難先でケアしているうちに、「生きる力を失った子たちに生きる力を」と願ったのが、今の思春期専門のクリニックの立ち上げに繋がりました。

そして、そのときに現地でお世話になった東松島市の方が今はひきこもり支援をしていると聞き、向かう先は同じなのかもしれないと、不思議な繋がりを感じています。
写真はその方が昨年のクリスマスに送ってくださったクリスマスリースです。