東日本大震災から、早くも11年になります。
当時、アメリカに住んでいた私(院長)は震災の知らせにいてもたってもいられなくなり、直後に現地(宮城県東松島市)に赴き、約1か月の間、医療支援に携わらせていただきました。
そこで過ごした1か月の月日は私の人生をも大きく変え、「生きる力を失った子たちに生きる力を」と願いのもと、今の思春期専門のクリニックを立ち上げるきっかけとなりました。
当時の被災地との繋がりは10年を過ぎた今も続いており、つい先日も、東松島市で私を迎え入れてくださった方がクリニックを訪れてくださいました。
十年一区切りとは言いますが、11年たっても何年たっても、震災を起点とした旅はこれからも続いていくのだと感じています。