オンラインボランティア修了報告

デイケア担当医師の緒方です。

 

当院デイケアは、一部プログラムがオンラインで参加可能です。

また利用者以外にもオンラインでボランティアとして参加している方もいます。

 

これは新型コロナウイルス禍における感染対策という側面と、家からなかなか出るのが難しい不登校・ひきこもり状態の方の居場所を提供するという二つの側面があります。

 

このたび、オンラインでボランティア参加していた1名が、ボランティアを修了しましたので、活動報告としてメッセージをもらっています。

 

以下、全文です。

 

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2021年3月から5月末までの約3ヶ月間、オンラインにてボランティア参加させていただきました。

私は現在ドイツに住んでおりまして、時差とオンラインを利用したボランティア活動となりました。
3月中は時差が8時間でしたので、ドイツ時間では朝の7時半から、
4月に入り、サマータイムが始まってからは時差が7時間になり、8時半からの参加でした。

「オンラインでの参加」ということで、画面越しの私の存在がどのように参加者の方々に映るのか、
初日は緊張と不安で、ものすごく早起きしてしまったことを思い出します。
私は絵を描く活動に参加することが多かったのですが、「コロナ禍で良かったこと」を題材にした時のことです。
「交通費が浮いた」テーマでイラストを作成し、その中に日本円を描いたのですが、
「あれ、日本円だ。ユーロじゃないんですか」と声をかけてくれた方がいました。
参加初日に先生が紹介してくださった内容を覚えていてくれたのでしょう。
その時に私は「自分がその場の一員である」ことをしっかりと自覚でき、より自然体で参加できるようになりました。
そして、自分の作業に没頭する時間、皆さんと意見や感想を共有する時間の使い方が身についてくると
オンライン、オフラインはあまり気にならなくなっていきました。

インターネット環境さえ整っていれば、誰とでも繋がれるチャンスがあること。
それがオンラインでの一番大きな強みだと思います。
オンラインボランティアというなかなか出会えることのない活動のおかげで、私の中にも新しい世界と知見が広がりました。
この機会をくださったクリニックの先生方、温かく迎えてくださったメンバーの皆さまに感謝すると共に、
こちらで積んだ経験を、私の未来に活かせるよう邁進したいと思います。

これから暫くの間、お伺いすることが難しくなりますが、またオンラインで皆さまにお目にかかれれば幸いです。
ありがとうございました!

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ボランティアを温かく受け入れてくださったデイケアメンバーの皆さんに感謝いたします。

今後も、ボランティアが参加することによって、デイケアメンバーの皆さんがより安心してリラックスして、参加できるように努めます。

 

そして、これからも当院デイケアは人と人のつながりを作り出し、思春期~若年成人の当事者の方々の充実した生活をサポートできるよう尽力していきます。