教育機関支援
思春期の課題を抱える生徒を支えるためには、まわりの様々な関係機関が力を合わせていく必要があります。特に、多くの時間を過ごす学校での支援が充実することは重要です。当院では、これまで思春期専門医療機関として培ってきた知見を活かし、生徒の方々が自分らしい学校生活が送れるよう、教育機関支援事業をおこなっています。
資料請求・ご依頼等は、こちらのフォームから承ります。お気軽にお声がけください。なお、生徒・保護者の方のお問い合わせには応じられません。まずは在籍校の先生にご相談ください。
教育機関支援事業のご紹介
1 都立高校における通級指導
当院は2022年度に受託を開始し、2023年12月に「都立高等学校における通級による指導に係る連携事業者」に選定されました。生徒の方々の個別のニーズに応えられるよう、専門性の高い人材を各校に派遣し、デイケア等でのノウハウを活かしながら、自立活動の視点に基づくオーダーメイドの指導をおこなっています。
通級による指導を予定している都立高校さまは、準備の段階から丁寧に相談に応じますのでお気軽にお問い合わせください。
2 都立高校への専門医派遣
「都立学校における専門医派遣事業」に参加し、個別相談・事例検討会・教職員向け研修会などを実施しています。
例)・「PCAGIP法――支援に役立つヒントを生み出す支援者自身が成長できる事例検討法」(教員向け事例検討会)
・「生徒のこころのケア一問一答」(教員向け研修会)
・「高校生の自殺と対応の仕方――学校でできる援助希求の受け止め方」(教員向け研修会)
3 こころの健康教育講座 講師派遣
ご依頼いただいた学校からニーズを丁寧にヒアリングしたうえで、各校のご希望に沿った心理教育講座を準備し、講師を派遣しています。
例)・2023年度 心の病気の予防と回復(都立飛鳥高等学校定時制様における取り組み)
4 校医派遣
複数の私立大学に校医を派遣し、学生相談・教職員向けのコンサルテーション・研修会などをおこなっています。
例)・「大学における自殺予防――学生の命を守るために教職員ができること」(教職員向け研修会)
・学生相談室及び学生支援課との月例コンサルテーション(月1回)
・学生オンライン相談(週1回)
5 教材開発
思春期専門医療機関としてのノウハウを活かし、学校でお使いいただきやすい教材を開発しています。
教職員のための生徒のこころのケア一問一答
教員研修の教材として開発し、日本学校メンタルヘルス学会誌にて紹介されました(令和4年)。日々学校現場で奮闘される先生方の「こんなときどうしたら」に、実践的にお答えする内容で、皆様にご好評いただいています。
中高生のための認知行動療法ワーク
通級支援員やスクールカウンセラーが用いる、認知行動療法にもとづいたワークブックを開発しています。
お問い合わせはこちら
資料請求・ご依頼等は、こちらのフォームから承ります。お気軽にお声がけください。なお、生徒・保護者の方のお問い合わせには応じられません。まずは在籍校の先生にご相談ください。