教育機関支援・通級

教育機関支援

課題を抱える生徒を支えるためには、まわりの様々な関係機関が力を合わせていく必要があります。特に、多くの時間を過ごす学校での支援が充実することは重要です。当院では、生徒の方々が自分らしい学校生活が送れるよう、教育機関支援事業をおこなっています。

資料請求・ご依頼等は、こちらのフォームから承ります。お気軽にお声がけください。なお、生徒・保護者の方からのお問い合わせには応じられません。在籍校の先生にご相談ください。

教育機関支援 お問い合わせフォーム

生徒様の受診をご希望の場合

ご本人かご家族に、以下の「受診の流れ」にしたがって初診の予約を取っていただくようお伝えください。予約時に問診票への入力や予約料の支払いが必要です。リンク先の説明をよくお読みいただければと思います。

受診の流れ

  • ご本人の同意なく学校に情報を提供することはできません。
  • ご本人の同意がある場合はしっかり連携を取らせていただきます。情報提供書には必ず返書致しますので、対応への留意点等、お聞きになりたいことがありましたらお尋ねください。
  • 受診にあたって保護者の同意は必須ではなく、ご本人のみがご家族に内緒で受診することも可能です。その場合、ご本人に断りなくご家族に連絡が行くことはありません。
  • 下記の場合は特例として予約料を免除します。①ご本人のみがご家族に内緒で受診する場合。②当院が連携事業者として通級支援をおこなう高校の生徒様で生活保護を受けられている方。詳細は予約ページでご確認ください。

教育機関支援事業のご紹介

1  都立高校における通級指導

当院は2022年度に受託を開始し、2023年12月に「都立高等学校における通級による指導に係る連携事業者」に選定されました。『それぞれの生徒さまの困り感に寄り添い、高校や進路先に適応できるようにすること』『自己理解を深めレジリエンスを高めること』を目指し、支援をおこなっております。また、先生方のご負担感を減らし、ティームティーチングでの通級指導を少しでも楽しんでいただけるような、モジュール教材の開発をすすめております。

通級による指導を予定している都立高校さまは、申請前の段階から丁寧に相談に応じますのでお気軽にお問い合わせください

【2025/3/24の状況】

 
午前
午後
夜間

〇受託可 △地域や時間によっては受託可 ✕受託不可

  • 全日制高校の放課後の時間帯を希望されるケースが重なっております。午前中や夜など、他の時間帯も、ぜひご検討ください。
  • 校内で指導曜日を確定させる前に、検討の段階でご相談いただくことを強くお勧めいたします。

2 都立高校への専門医派遣

「都立学校における専門医派遣事業」に参加し、個別相談・事例検討会・教職員向け研修会などを実施しています。

  • 「PCAGIP法――支援に役立つヒントを生み出す支援者自身が成長できる事例検討法」(教員向け事例検討会)
  • 「生徒のこころのケア一問一答」(教員向け研修会)
  • 「高校生の自殺と対応の仕方――学校でできる援助希求の受け止め方」(教員向け研修会)

3 こころの健康教育講座 講師派遣

ご依頼いただいた学校からニーズを丁寧にヒアリングしたうえで、各校のご希望に沿った心理教育講座を準備し、講師を派遣しています。

4 校医派遣

複数の私立大学に校医を派遣し、学生相談・教職員向けのコンサルテーション・研修会などをおこなっています。

  • 「大学における自殺予防――学生の命を守るために教職員ができること」(教職員向け研修会)
  • 学生相談室及び学生支援課との月例コンサルテーション(月1回)
  • 学生オンライン相談(週1回)

5 教材開発

思春期専門医療機関としてのノウハウを活かし、学校でお使いいただきやすい教材を開発しています。

教職員のための生徒のこころのケア一問一答

教員研修の教材として開発し、日本学校メンタルヘルス学会誌にて紹介されました(令和4年)。日々学校現場で奮闘される先生方の「こんなときどうしたら」に、実践的にお答えする内容で、皆様にご好評いただいています。

中高生のための認知行動療法ワーク

通級支援員やスクールカウンセラーが用いる、認知行動療法にもとづいたワークブックを開発しています。

お問い合わせはこちら

資料請求・ご依頼等は、こちらのフォームから承ります。お気軽にお声がけください。なお、生徒・保護者の方のお問い合わせには応じられません。まずは在籍校の先生にご相談ください。

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