精神障害に対する偏見

先日、当院に通院を始められたひきこもりの方とともに、保健所のスポーツジムを訪れました。

ここでは、利用前に健康づくり調査票というのを書くのですが、一緒に行かれたひきこもりの方が正直に「発達障害で通院中」と書いたところ、「精神障害の方は受け入れられない」と利用を断られてしまいました。

事前にこのような方とお邪魔すると医療機関から電話でお伝えし、当日は医療従事者が同伴し、念のために主治医からの「運動に支障はない」との診断書を持参したにもかかわらず、「精神障害の方は受け入れられない」との一点張りでした(後日改めて確認しましたが同じ回答でした)。

行政は精神障害に対する偏見を解消するべく率先して動いてくれるものと思っていただけに、誰よりも強い偏見を向けられたことは大変残念に思いました。

(行政の名誉のために申し添えますと、他の自治体の医療機関では区の施設を精神障害の方とともに利用しているという話をいくつも聞いていますので、地域によるのかもしれません)

まだまだ精神障害に対する風当たりの強い地域ではありますが、精神疾患で悩まれている方々への偏見が解消するよう、医療機関としての努力を続けて参りたいと思います。